FirefoxやThunderbirdで知られるMozillaがもしスマートフォンを作ったら…そのコンセプトモデルの第一弾が、Mozilla Labsのブログで紹介されていました。
Maximizing Channels of Communication + Throw-away Concept #1

こちらの端末は、BlackBerry 7130をベースに、スクリーンはBlackBerry Stormに搭載されたクリック式スクリーン、キー部分にOLEDキーボードを採用しています。
シーンに合わせてキー上の表示を変更できるOLEDキーボードは、サイズが限定されるモバイル機器には非常に向いているので、これはナイスアイディアだと思います(電池がちょっと心配ですが)。
しかし、注目すべきは、BlackBerry Stormに搭載された「クリック式タッチスクリーン」を採用している点。
Stormのタッチスクリーンは、iPhoneやその他のスマートフォンと違い、画面を触るだけではなく、任意の場所を抑えながら画面を押し込んでクリックする必要があります。新型Mac Bookのタッチパッドに近い感覚かもしれません。
このクリック式タッチスクリーン、とにかく評判が悪いのですが、なぜそのような仕様を選んだのでしょうか。
リンク先のエントリを読む限り、このMozPhoneのデザインの背景には「スマートフォンの表面積を1インチも余すことなく、ユーザーインタラクションのために活用する」という考えがあるようです。
そう考えると、単なるタッチスクリーンではなくクリック式にすることで、同じ面積でインタラクションの幅を広げるという意味では、この選択は理にかなっているのかもしれませんね。
ただ、Stormとそのまま同じ仕様で、毎回かならずクリックしないと反応しないようなスクリーンでは、使い勝手が悪すぎます。通常のタッチでも反応し、なおかつ画面を押し込んでクリックすることで別の反応をする(PCでの左クリックと右クリックの使い分けのような)仕組みが望ましいでしょう。
このMoz Phoneというプロジェクトは、実際に端末やOSを開発するわけではなく、主にUIの面から、スマートフォンがどうあるべきかをWEB上で議論し、オープンソース形式で理想のスマートフォン像を作り上げていこうというもののようですが、いつかどこかのメーカーが実際にそのスマートフォンを商品化してくれるかもしれません。
世界中のエンジニアが理想を追い求めた結果に出来上がったスマートフォン、果たしてどんなものになるのか分かりませんが、何となく使い勝手は素晴らしくてもあまり美しいものにはならない気がしますね。。。

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