Google-PhoneことAndroid用のアプリケーション配信プラットフォームAndroid Marketがいよいよ始動するようです。

Phandroidの記事によると、Googleのモバイル・プラットフォーム・プログラム・マネージャーのEric Chu氏からAndroid開発者に向けて、ドイツ、オーストリア、チェコ、オランダそしてポーランドで、サービスの提供が開始されるとのアナウンスがあったとのこと。
Android Marketは今までアメリカでしかサービスインしていませんでしたが、いよいよヨーロッパにも本格上陸しますね。
面白いのは、記事中で名前の出たいずれの国でも、Android端末の提供がまだされていないということ。この段階で今回の発表があったということは、端末が提供されるタイミングで、それぞれの国に合ったコンテンツがある程度そろった状況を作りたいということでしょう。
昨年の秋あたりから、ドイツでは3月のCeBITに合わせて、T-MobileがAndroid端末の提供を始めるという話が出ていましたから、 時期的にもちょうど良いタイミングですね。
Android Marketは現時点では無料アプリの配信しかできませんが、それでは開発者が集まらないのは分かりきったことなので、早々に課金システムも整備されるはずです。
最近注目しているPalmのwebOSも、今年の暮れ、もしくは来年の頭には何かしらの有料アプリ配信プラットフォームを用意してくるでしょうし、マイクロソフトも今年ローンチ予定のWindows-Mobile 7に、Skymarketというアプリ配信の 仕組みを持たせると発表しています。また、日本では知名度が低いですが、Blackberryを提供するRIMも、Application Centerという配信プラットフォームを開発中です。
つまり、来年の今頃には、iPhone App Store、Android Market、Windwos Skymarket、Blackberry Application CenterそしてPalmのアプリストアと、5つの配信プラットフォームがそろうことになります。
そして、発売される端末も、細かなスペックの違いこそあれ、320 x 480のタッチ式ディスプレイに、傾きセンサーとマイク、GPSを搭載と、アプリの入出力の部分に関してはほぼ同等であり、ちょっと頑張ればそれぞれのプラットフォーム用に移植が可能です。
要するに、モバイルアプリケーションの開発者は、全世界の数千万人のユーザーに向けて、自分たちのアプリを販売することが可能になるということです。2〜3年もすれば、ユーザーの数はあっという間に数億人規模になるでしょう。
さて、ここでちょっと計算してみていただきたいのですが、仮に2011年にはユーザー規模が1億人になったとします。また、それぞれの配信プラットフォームでの開発者の取り分は、一律で販売価格の70%程度だとしましょう。そのような状況で、100円のアプリを販売し、全ユーザーの0.1%がそのアプリを購入してくれたとしたら、開発者の手元に幾ら入ると思いますか?
答えは、700万円です。 たった0.1%のユーザーが買っただけで、700万円も稼げる。しかも、開発費は殆どかからない。これはもう、とんでも無い話です。まさに、現代のゴールドラッシュです。
iPhoneのApp-Store単体で、すでに登録アプリ数が2万近くあることを考えると、2011年に、上記5つのプラットフォーム用に配信されるアプリの総数は、恐らく50万以上、そして月に5千から1万は増えるようになるでしょう。
このような未来が現実になった時、どのようなビジネスが成立しているかを考えてみるのも、面白いかもしれませんね。

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