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自分がこのブログに書くことは、大抵がたんなる思いつきで、いわばオンラインの雑記帳だ。

そして、そういう思いつきは、電車で移動している時などに突然ひらめくことが多い。

そうなると、携帯で更新できると何かと便利である。

が、今の自分には携帯で文章を書くのはかなり苦痛である。最上級にかったるい。

しかし、世の中には携帯で小説を書き上げる強者もいる。要は、慣れの問題でしかない。

また、携帯のタイプが早くなると、これからの時代、何かと便利な気がする。

ということで、これからはちょくちょく携帯で更新してみることにした。

これは、テストも兼ねた、携帯で更新したエントリー第一号である。

果たして上手くアップできるだろうか。
ちなみに、ここまで書くのに10分近くかかっている。もし正常に更新されなかったら、しばらく携帯で文章を書くのは諦めよう。

前回は、「いかなる座標系においても真空中では光速度は不変」であるという、光速度不変の原理について触れた。では、光速度が不変であることによって起こ る不思議な現象とはどういうものなのか。今回は、光速度不変の原理に基づいて導き出される不思議な世界、その中でも特に興味深い(と私が思う)「時間の遅 れ」をご紹介しようと思う。

「宇宙船で何年も旅をして戻ってくると、地球では何世紀も経っている」、こんな話を聞いたことはないだろうか。ウラシマ効果とも呼ばれるこの現象は、光速 度が不変であるが故に引き起こされるのである。「なんでやねん!?」という突っ込みが四方から聞こえてきそうだが、本当だからしょうがない。しかし、一口 に時間が遅れると言ってもいまいちピンとこない。そこで、具体例として、超高速で移動する宇宙船内でカップラーメンが出来上がる間に、地球上でどれだけの 時間が経つのかを見てみよう。

ちなみに、どのようなスピードであっても、移動している限り時間の遅れは発生するのだが、日常生活で体験できるような速度ではその影響はあまりに小さい。 時間の遅れを実感できるほどに差が出てくるのは、移動速度が光速の95%、およそ秒速28万5千kmを超えてからである。ちなみにこの時点で、宇宙船で カップラーメンができる間に、地球では9分ちょっと経つ計算である。

また、時の流れは、光速の99%を超えたあたりから、劇的に遅くなる。99%では、3分が21分になり、99.9999999%で4日半ほど、99. 999999999999%になるとカップラーメンを待っている間に次のオリンピックが始まってしまう。99.9999999%と99. 999999999999%では、秒速にすると秒速30m程度しか差がない。秒速30mと言えば、くしゃみより遅い。しかしそのほんの少しの差が命取りで ある。将来、宇宙旅行に行ける日が来たとしても、飛ばし過ぎに注意しないと本当に危険である。10日程度の小旅行のつもりで帰ってきたら、長期無断欠勤で 会社はクビになり、ローンの滞納で家は競売に出され、留守を任せた子供が高校を卒業して大学生になってしまっている可能性があるのだから。

さらに言えば、上の数字はあくまで宇宙船内の3分を基準にしている。時間の遅れは「比率」なので、宇宙船内で過ごす時間が長ければ、その分地球での時間は どんどん進む。仮に、先ほどの光速の99.999999999999%というスピードで、10年間宇宙をさまようとすと、その間に地球では707万年も経 過してしまう。こうなると、帰ってこない方がましだろう。帰ったところで、700万年前の宇宙飛行士のことなど誰も覚えてはしない。ましてや、人類がそこ まで長い間絶滅せずにいられるか、個人的にはかなり疑問である。

色々と例え話が続いてしまったが、最後に「ひたすら加速し続けたらどうなるか」というのを一つ。先ほどのような宇宙船で、「宇宙船内の時間で」1年経つた びに、光速との比率が、0の後ろに9が一つ増えるような加速をするとしよう。つまり、1年で光速の0.9倍(90%)、2年で0.99倍(99%)、3年 で0.999倍(99.9%)といった具合だ。

このペースで、「船内時間で」60年間宇宙を旅し続けると、地球上では3E29(3の後に0が29個)年以上経過することになる。ちなみに、宇宙開闢から 現在までで130億年、1.3E10経っていると言われているので、その180億*180億倍の時間が経過することになるのである。そこまで行くと、宇宙 ですら存続しているか微妙である。

さて、この時間の遅れ現象だが、実は実際に観測されている。観測と言っても、宇宙船を飛ばしたわけではない。同じウチュウセンでも、宇宙空間から地球に飛 来する微粒子である、「宇宙線」から観測されたのである(う~ん、ひどいダジャレだ…)。その観測方法を大まかに説明するとこうなる:

・素粒子の中には、出現とほぼ同時に消滅してしまう、地球上での寿命が何万分の一秒しかないものが存在する。

・そうした素粒子は、宇宙線の中にも含まれている。

・宇宙線に含まれるそれらの素粒子は、超高速で移動している。

・超高速で移動している場合、素粒子の寿命が延びる

=>素粒子の時間の流れが遅くなっている

といった具合である。

また、超高速で移動すると、時間の流れが遅くなる以外にも、物が縮んだり、質量が増えたりといった現象も起こる。言うまでも無く、それらは光速が不変であるが故に引き起こされるのである。まさに、「スモー○ライト」や「タイム○シン」の世界だとは思わないだろうか。

「いかなる座標系においても真空中では光速度は不変である」。この「だからどうした?」感が満載の原理を、光速度不変の原理と呼ぶ。

そもそも、日常生活において、光の速度を気に留める必要など一切ないし、その光の速度が不変であったところで、「へぇ~」と言う気にもならない。車の速度を気にしないのは問題だが、光の速度をいちいち気にしているような人は、違う意味で問題を抱えていると言える。

このように、光速度不変の原理なぞ気にしたところで一円の得にもならないのだが、ちょっと発展させると、時間が遅れたり物が縮んだりといった「どら○モン」のような世界が広がるのである。

「どら○モン」の世界に行ってしまう前に、「いかなる座標系においても真空中では光速度は不変である」とはどういう意味なのかを、もう少し詳しく見てみようと思う。

まず、「真空中では」という部分についてだが、これはごく単純。光は、霧や水の中の方が進むのが遅いので、「光速度は不変」とするためには、そうした影響を受けない環境、つまり真空中と限定する必要がある。ただそれだけの話である。

次に、「いかなる座標系においても」という部分だが、実はこれが光速度不変の原理を、「どら○モン」を具現化する理論たらしめている部分なのである。

座標系とは、物事を観測する際の基点であり、物差しである。グラフを書く時のX軸とY軸と言ったほうが分かる方もいるだろう。車にしても何にしても、その速度を量るためには、基準・座標系が重要になってくる。

例えば、信号が青に変わるのを待っている私の前を、炎の柄が入ったタクシーが時速250kmで通過するとする。ぶっちぎりである。この時速250kmとい うのは、止まっている私から観測した際の速度である。さて、このクレイジーなタクシーを、白バイが時速200kmで追跡するとする。相当危険である。残念 ながら、白バイはタクシーに追いつけないが、それでも白バイから観測すれば、タクシーの速度は250-200=50kmであり、制限速度内である。

他にも、踏み切りが開くのを待つ私の前を、ブレーキの壊れた電車が時速300kmで通過するとする。大暴走である。その電車の中で、事態の深刻さを分かっ ていないお子ちゃまが、元気に走りまわっているとする。大迷惑である。その光景を微笑みながら眺める、同じく事態を把握できていない軽くボケた祖母にとっ て、孫の移動速度は時速5km程度である。しかし、踏み切りで電車が通過するのを待っている私から観測すれば、そのお子ちゃまの移動速度は300+5= 305kmであり、化け物である。このように、物の移動速度というものは、それを観察する際の基準、つまり座標系に大きく影響されるのである。

さて、ここで話を光に戻そう。光の移動速度は、秒速30万km程。ということは、上の例のように考えれば、光と平行に秒速20万kmで移動している観察者 から見れば、光の速度は30万ー20万=10万kmとなりそうなところだが、残念ながらそうは問屋が卸さない。光の速度は、静止していようが、秒速20万 kmで移動していようが、同じく秒速30万kmとして観測されるのである。

ちなみに,秒速30万kmというのは尋常じゃない。これは、1秒で山手線を14,500周する速度に相当する。もし普通に山手線を14,500周しようと 思ったら、1日も休むことなく始発から終電まで乗り続けても、1年10ヶ月はかかる。それだけの距離をたったの1秒で移動するのであるから、本当凄まじい の一言である。

とまぁ、とにかく光速というのはぶっちぎりどころの話ではない速度であるが、だからといって暴走タクシーやボケ老人の速度とは同じルールが通用しないとい うのは、不条理である。それはまるで、一定の重量を超えたら重力から解き放たれると言っているようにも思える。もし本当にそうであれば、痩せるのは諦めて 太りまくった方がダイエットになるという、意味不明の世界になってしまう。

ではなぜ光は他の物体と速度のルールが異なるのか。「の○太君」にでも分かるほど単純に言うと、それは光が波だからである。光は波だから、その速度は波長 と周波数で決まる。波長というのは、波が1回の振動でどれだけ進むかを表し、周波数はその波が1秒間でどれだけ振動するかを表す。だから、波長と周波数を かければ、その波が1秒間でどれだけ進むかが分かるわけである。そして、この波長と周波数は、どの座標系から観測されても同じなので、「いかなる座標系に おいても真空中では光速度は不変」なのである。

次回は、この光速度不変の原理がどのようにして「どら○モン」の世界を展開するのかを見てみようと思う。

「バック・トゥー・ザ・フューチャー2」、「A.I.」、「マトリックス」。。。未来の世界を描いたSF映画は枚挙にいとまない。だが、一言に未来といっ ても、未来像はそれぞれの映画でだいぶ異なる。しかし、そうしたSF映画の殆どに共通して出てくるテクノロジーがある。立体映像だ。そんな、ちょっと前ま では未来世界の象徴だったテクノロジーが、じょじょに現実の物になってきている。

例えば、米IO2 Technologyが開発した、空気を照らして3Dのように見える画像を作り上げる技術や、米Actuallyの、回転式映写レンズを使って、透明な ドーム内で空中に浮かんだ立体画像を作り出す技術を使えば、「スターウォーズ」の第1作に登場する、レイア姫が助けを求めるホログラムのシーンを、映画の 中ではなく現実の世界で再現できるようになるだろう。また、この技術とCTスキャンなどを組み合わせれば、単なる断面図やCGなどよりはるかに分かり易い 形で、医師が患者の状態を調べることができるようになる。

だが、こうした中空に映像を映し出すシステムが身近になるには、もう少しばかり 時間がかかるだろう。そんな中、大掛かりな装置を使わずとも、三次元の画像を表示できる液晶ディスプレイがすでに出回っている。作ったのはシャープ。ご存 知のように、人は左右の目から入る2つの画像を脳内で組み合わせることで、立体画像を認識している。片目を閉じると距離感が無くなるのはそのせいだ。 シャープの開発した技術は、この特性を利用したもので、左右の目にそれぞれ若干異なる画像が映るようにすることで、映像が立体的に見えるようになっている のだ。

この技術は、モニターからの距離が適切でないと立体に見えないという難点はあるものの、回転式映写レンズを使ったりする技術と比べ ればはるかに手軽だ。どれくらい手軽かというと、携帯電話のディスプレイとして使えるくらい手軽なのだ。半年以上前に発売されたNTTドコモ用携帯電話機 「SH251iS」に、そうした三次元ディスプレイが搭載されており、他にも、三次元ディスプレイを搭載したノートパソコン「Actius RD3D」を発売している。

しかし、シャープが開発した特殊な技術を使わなくとも、三次元のディスプレイは実現可能だ。カナダのトロント大学で教鞭をとる日本人研究者が、驚くべき方法で3次元ディスプレイを作れることを発見した。 その方法とは、普通のパソコンの液晶ディスプレイに、これまた普通のセロファンラップを貼る、ただそれだけのことで、ノートパソコンのスクリーンを3次元 ディスプレイに変えてしまえるのである。当然のことながら、費用も破格で、セロファンの値段は特注の半波長板の値段の3500分の1程度だという。

今年の3月には、伊藤忠商事、NTTデータ、三洋電機、シャープ、ソニーの5社が共同で、3D立体表示市場の創造を目指す「3Dコンソーシアム」を設立した。 同コンソーシアムでは、3D市場の本格的な普及をにらみ、グローバルな展開も視野に入れた上で、入出力機器のハードウェア、コンテンツなどのソフトウェア の両分野での開発・普及に向けて活動を展開していくという。このように、2003年は3D技術の幕開けの年とも言える年なのである。また、上述の「3Dコ ンソーシアム」に参加しているそうそうたるメンバーを見れば、こと技術面に関しては、この市場が順調に成長していくことは間違いないだろう。だが、3D技 術が本当に意味を成すために重要なのは、ハードウェアよりもコンテンツである。どれだけ精密で美しい3D映像を描写できる装置があったとしても、その装置 を使って表示できるコンテンツ自体に魅力が無ければ、はっきり言ってそんな装置は無駄でしかない。立体映像ならではの面白いコンテンツ、読者諸氏に何か面 白いアイディアがあれば是非お聞かせ願いたい。

今日、Hotwired Japanで面白い記事を見つけた。MITの学生が開発した「メモリーグラス」 というデバイスに関する記事だ。「メモリーグラス」というのは、一言で言うと記憶補助装置のようなもので、PDAに接続された特殊なメガネに、記憶を呼び 覚ますヒントになる情報を表示するシステム。例えば、相手が誰なのかを思い出せないまま言葉を交わすような、気まずい出会い方をしてしまった場合、相手の 名前などを表示して記憶を呼び起こす手助けをしてくれる。

この記事を読み始めてまず思ったのは、このシステムではある点が非常に重要にな るだろうということ。それは、メガネをかけている人が今どんな記憶を必要としているかを、装置が如何にして判別するかという点である。もし、そうした判別 をしないで手当たり次第に記憶を呼び起こしていては、一日中思い出しまくりの状態であり、とてもじゃないがまともに生活できないだろう。

まぁ、ド素人の私ですら思いつくこのような問題点など、あのMITに通っている優秀な学生であれば、しっかり考慮しているはず。そう思って記事を読み進めると、しっかりと対策を練っていることが分かった。メモリーグラスでは、情報をサブリミナル的に 表示するらしい。記憶のヒントとなる情報は180分の1秒しか表示されず、メガネをかけている本人が直接その情報に気が付くことは無い。あくまで、サブリ ミナル効果で無意識に呼びかけることで、記憶を呼び出す手助けをするというのが、メモリーグラスのコンセプトのようである。

開発者は「つ けている人がどのような情報を必要とし、それをいつ知らなければならないかを正確に知ることなどできない。だからこそ、メッセージをサブリミナルなレベル に留めることが非常に重要なのだ。伝えた情報がそのときに役に立たなくても、本人が気づいていないのだからかまわない」と言っている。だがそれは、言い換 えれば、メガネをかけた本人がその時必要としている情報の選別は、装置ではなく無意識が行うということだ。しかも、たった180分の1秒しか情報は表示さ れない。それでも、無意識は必要な情報だけは着実にキャッチし、それを「記憶を呼び覚ます」という形で、本人の意識にフィードバックするのだ。必要な情報 とそうでない情報のフィルターとして働くだけでなく、それを基に、今必要とされているデータを過去の記憶の中から探し出す。しかも、そうした作業をほんの 一瞬で行ってしまう。全くもって、無意識のこうした働きは驚異としか言いようが無い。

情報フィルターとしての無意識の働きは、実は殆どの 人が普段から使っているものである。例えば、迷惑メール。最初のうちは間違って開いてしまうこともあるだろうが、ある程度慣れてくると、件名を見ただけで それが迷惑メールなのか分かるようになってくる。この迷惑メールの判別は、無意識が行っている作業だ。もちろん、迷惑メールには、ありがちなタイトルと いった何らかの傾向があるから、そうした情報を頼りに判別してはいる。しかし、初めて見た件名でも、「これは迷惑メールだな」と直感的に分かるのは、無意識があるからこそ成せる技だ。

納 得がいかないという方は、件名だけでそれが迷惑メールかどうか判別できる特徴を全てリストアップしてみて欲しい。ただその際、単に「卑猥な表現が使われて いる」とするのではなく、「卑猥な表現」というものも全てリストアップしなければならない。何となく卑猥と感じる、というのであれば、それは無意識的な判 別だからだ。もし、そうした条件を踏まえた上で、確実に迷惑メールかどうかを判別できるパターンを定義することに成功したら、その特許を取ることをお勧め する。間違い無く、1年ほどで長者番付に自分の名を載せることができるだろう。やはり、無意識の力は凄いのである。

だが、かくも 素晴らしい無意識は、今「意識」という名の癌に犯されている。最初は無意識の表層でしかなかった人の意識は、進化の中で必要以上に肥大した。そして、コン ピューターの登場により、私達の意識はさらなる肥大化を遂げようとしている。私がこの文章を書けたのも、あなたが今こうしてこの文章を読むことができるの も、コンピューターがあるから可能になったことである。だが、人の意識が行う作業の殆どは、生きていく上でさして必要なことではなく、時には生命体として の人にとって有害ですらある。もし、この文章を真夜中に読んでいるなどという方がいたら、こんなもの途中で投げ出して早く寝た方が、はるかに体に良い(か く言う私も、真夜中にこれを書いているのだが…)。とにかく、コンピューターという道具を手にした我々人類は、恐らく今まで以上にどうしようも無く無駄な 行為に時間を費やすようになるだろう。さらに、このまま生命体として存在するという人間の本質を離れ、意識からくる欲求に身を任せていては、いずれ無駄と 必要の基準も逆転してしまい、今度は生命体として存在すること、つまり体を維持するために必要な行為である、食事や睡眠といった行為を無駄に感じるように なる。そうなってしまう前に、今一度、無意識に耳を傾けてみてはどうだろう。自分という「人間」にとって、本当に有意義なものなのかどうか、その判断を確 実にこなせるのは意識ではなく無意識なのだから。

その第一歩として、私は「眠い」という無意識からの呼びかけに応えて、もう寝ることにします。

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